(TAKEI Toshifumi)

府中市美術館学芸員・教育普及担当主査。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。2000年の府中市美術館の開設準備に携わり、現代美術の企画展、公開制作やワークショップなどの教育普及プログラムを手がける。担当した展覧会に、「第2回府中ビエンナーレ―来るべき世界に」(2005)、「民衆の鼓動-韓国美術のリアリズム1945-2005」(2008)、「アートサイト府中2010 いきるちから」(2010)、「燃える東京・多摩―画家・新海覚雄の軌跡」(2016)がある。主に美術と社会の関係を研究し、最近の共著に、『九条俳句訴訟と公民館の自由』(エイデル研究所、2018)がある。月刊『前衛』に「文化の話題・美術」を連載し、「しんぶん赤旗」、『美術運動』などに評論を寄稿している。