(YAMAWAKI Kazuo)

1948年に生まれる。東京大学文学部美術史学科卒業。1973~1987年に兵庫県立近代美術館に学芸員として、1987~2001年に名古屋市美術館に学芸課長として勤務。2001~2017年に金城学院大学教授。1980~81年兵庫県より派遣されてスペイン国立現代美術館に留学。 アジア=ヨーロッパ・ビエンナーレ」(1991、アンカラ、トルコ)の国際審査員を、第45回ヴェネチア・ビエンナーレ(1993)での特別展「吉原治良と具体展」のコミッショナーを、第24回(1998年)第25回(2003年)サンパウロ・ビエンナーレで日本国コミッショナーを務める。企画、実施した主な展覧会としては「具体―行為と絵画」展(1985~86、スペイン国立現代美術館・マドリッド、ユーゴスラヴィア国立近代美術館・ベオグラード)、「カタルニア賛歌‐芸術の都バルセロナ展」(1987、兵庫県立近代美術館ほか)、「セブン・アーチスツ-今日の日本美術展」(1991~92、サンタ・モニカ美術館ほか)、「レッド・グルームス展」(1993、名古屋市美術館ほか)、「天と地の間に‐今日の日本美術展Ⅱ」(1996、タマヨ美術館、メキシコ合衆国ほか)、「環流-日韓現代美術展」(1995、愛知県美術館、名古屋市美術館)など。