(DEHARA Hitoshi)

1958年徳島県生まれ。1986年広島大学地域研究科修士課程修了。同年広島市現代美術館の準備室に入室、1989年の開館後、同館で学芸員。2007年兵庫県立美術館に移籍。企画した主な展覧会は、個展では、篠原有司男(1992年)、戸谷成雄(1995年)、菅木志雄(1997年)、柳幸典(2000年)、横尾忠則(2002年、2014年)、草間彌生(2005年)、榎忠(2011年)、舟越桂(2015年)など。それ以外では、「ヒロシマ以後」(1995年)、「表出する大地」(1997年)、「現代絵画のいま」(2012年)、「1945年±5年」(2016年)などがある。主な論文は、「『インスタレーション』の展開と受容」(2000年)、「白髪一雄のフット・ペインティングの変遷 1955-1964」(2012年)、「田中敦子《作品》(1958年 兵庫県立美術館蔵)と《作品》(1959年 広島市現代美術館蔵)について」(2015年)、1950年代までの原爆主題の美術を扱った「記録と表現再論」(2016年)など。