2026年から、新たに絵本に関する評論にも取り組もうと決意しました。2025年10月19日、『美術評論+」に「絵本は『哲学の器』なり」を投稿した際に、絵本に関する投稿は息長く継続しなければいけないなと痛感したからです。
子どもの情操教育の一環としての絵本、そんな視点ばかりが世の中で横行しており、「芸術作品としての絵本」という捉え方が、まだまだ一般的なものになっていないことに、数十年前からイライラし続けていました。
私は、生まれてからこの方、怠け者でなかった瞬間は一秒もないと断言できるほどの「ものぐさ太郎」なので、大上段に振りかぶったような原稿にはならない予定です。また、学識も皆無なので、もとよりアカデミックな原稿になるはずもありません。
そうですね、高熱を発したときに無意識に口走る「うわごと」のように、絵本を論じることになりそうです。絵本が大好きだからこそ、権威主義とはまったく無縁の自由闊達で明るく、伸び伸びとしたうわごとを呟いていきたいと思います。
『美術評論+」の中で私が執筆してきた「彩字記」と同じように、統一のタイトルを付けた上で、私が注目する作家、作品を論じていくことを構想しています。のほほんとした雰囲気の絵本を主に取り上げ、のほほんとした態度で書いてみたい。そういった態度の宣言代わりにタイトルを「のほ絵ほん」にしようかなと考えています。
絵本だけでなく、漫画や絵画や書道や映画や写真、建築でも「のほほん」というワードを切り口に論じていけたらと考えています。実は、のほほんとした文章を書くことほど難しいものはないので、浅学非才の私には正直、荷が重いのです。ただ、私は間もなく還暦を迎えますので、いったん赤子の視点に戻って、文章を書いてみたいという決意表明でもあります。
生まれ変わったつもりで、頑張って書いてみましょう。ご期待ください。

