『美術評論家連盟会報』23号を発行しました。
本号では、特集「美術評論の再起動」のほか、追悼文、2021年10月から2022年9月までの1年間に国内で開催された展覧会・個別の活動・書籍・作品・出来事などから注目すべき事柄を選ぶ「私のこの3点」、そして会員による短信などを掲載しています。
特集「美術評論の再起動」
1-1 別の仕方で、新しいヒトとモノの方へ ——千葉雅也インタビュー
1-3 批評と作者-バーネット・ニューマンとロバート・マザウェウルの往復書簡から- 芦田彩葵
1-4 倒錯するオブジェ――「彫刻」をめぐる〈彫刻的なもの〉をめぐる近況 緒論 勝俣凉
1-5 消えていく言葉、形を与えようとすること:ジーン・マクヒューにとってのポストインターネットアート きりとりめでる
1-7 パブリック・アート」とは何か ファーレ立川・岡﨑乾二郎作品から考える 藪前知子
1-8 「誰が何をしたのか」から「何がどのように起こったのか」へ〜 行為主体の分散と ekosistem の治癒〜 (匿名)
追悼
2-1 佃堅輔氏を悼む 清水康友
2-2 上野憲示氏の逝去を悼む 竹山博彦
2021~2022 私のこの3点
3-1 小川敦生、加須屋明子、川浪千鶴、小勝禮子、中塚宏行、早見堯、深川雅文、藤嶋俊會、藤田一人、山脇一夫
会員短信欄
4-1 気候危機と美術の壁 アライ=ヒロユキ
4-2 美術空間としての『巷』 千葉成夫
4-3 中之島、江之子島、豊中、伊那谷 中塚宏行
4-4 近況 深川雅文
4-5 今日のグループ展の意味 藤田一人
4-6 朝鮮画―芸術か?革命か? 古川美佳
4-7 「民藝の100年」展を評して熊谷守一に至る 山脇一夫
6-1 事務局からのお知らせ/奥付
[2022年度会報編集委員会]
編集委員 川浪千鶴、金惠信、アンドリュー・マークル
編集補佐 山内舞子(事務局)