書評

60年代日本現代美術の観客に届ける技法から世界のアートを予見する 富井玲子『オペレーションの思想 戦後日本美術史における見えない手』(イースト・プレス、2024年) 三木学評

色彩からアートの歴史を見渡す ヘイリー・エドワーズ=デュジャルダン『色の物語 青』丸山有美訳(翔泳社、2023年) 三木学評

つむぎの連鎖、アーカイブの連鎖、想像の連鎖、そして創造の連鎖へ – 山本竜也『地方史のつむぎ方 北海道を中心に』(尚学社、2024)レビュー

神格化から等身大への研究最前線「書評 三浦篤著『大人のための印象派講座』新潮社・2024年」秋丸知貴評

「女であることの輝き」を夭折画家の“伝記”から読む幸せ 市原尚士評

クレア・ビショップ「『人工地獄』10周年記念再版本への序文」について

土偶を読むを読むを読む〜「土偶=植物」という新説を巡る攻防

二人の国民的作家を育んだ美術を巡る旅 ホンダ・アキノ著『二人の美術記者 井上靖と司馬遼太郎』(平凡社、2023)三木学評

絵画と文学から読解する近代西洋社会成立の精神史「書評 高階秀爾著『ヨーロッパ近代芸術論――「知性の美学」から「感性の詩学」へ』筑摩書房・2023年」秋丸知貴評

Mavo村山知義パフォーマンス

アナーキーな美術史の読みかた 「アナキズム美術史 日本の前衛芸術と社会思想」 足立元著

急激に電化する都市と景観美の行方『電線絵画』三木学評

謎の薬草コンタラエルハとは何か?「書評 渡邊耕一著『毒消草の夢――デトックスプランツ・ヒストリー』青幻舎・2022年」秋丸知貴評

戦前と戦後のイメージを結ぶカラー写真研究の成果『戦後京都の「色」はアメリカにあった! カラー写真が描く<オキュパイド・ジャパン>とその後』三木学評

クレア・ビショップの論考「情報オーバーロード Information Overloaded」について

クレア・ビショップの論考 「Rise to the Occasion」について