松沢寿重 (MATSUZAWA Hisashige)

新潟市新津美術館長。1966年新潟市生まれ。多摩美術大学美術学部芸術学科卒業。創庫美術館を経て、1994年より新潟市美術館学芸員、2017年博物館功労者表彰（日本博物館協会）、2019年より「美連協大賞」推薦委員（美術館連絡協議会）、2020年より現職。専門は日本の近現代絵画乍ら、新潟出身作家を中心に多領域での研究と紹介を行う。主な企画展に「阪本文男展」（2004年）、「牛腸茂雄1946-1983」（2004年）、「前川國男建築展」（2006年）、「洲之内徹と現代画廊」（2014年、第30回愛媛県出版文化賞）、「木村希八さんの贈り物」（2017年）、「阿部展也─あくなき越境者」（2018年、美連協大賞優秀カタログ賞）など。主な著書に『牛腸茂雄作品集成』（2004年、共同通信社）共編著、『建築家・前川國男の仕事』（2006年、美術出版社）共編著など。
長岡造形大学の非常勤講師（博物館経営論）も務める。